糖尿病・その他の生活習慣病

糖尿病

それぞれの患者さんに合った治療法を提案します

糖尿病は慢性的に血糖値が高くなる疾患で、糖尿病を放置すると様々な合併症を引き起こす可能性があります。「生活習慣病」の代表格とも言える糖尿病ですが、食事や運動といった生活習慣だけが原因ではなく、発症には遺伝や体質大きく関わっているのが特徴です。当院では看護師・栄養士・薬剤師と協力し、チームで糖尿病治療に取り組むことで、糖尿病ではない方と同じように健康寿命を全うして頂けるようサポートいたします。

当院の糖尿病診療の強み
①充実した院内検査
糖尿病診療に欠かせない血糖値やHbA1cを当日10分程度で測定可能です。受診当日に糖尿病の状態や副作用を確認し、お薬を調整いたします。また24時間の血糖測定・記録が可能なリブレセンサーも使用いただけます。(インスリン注射使用の方は保険適応可能)

②糖尿病の周辺疾患の治療・検査も行います
血糖値やHbA1cをコントロールするのではなく、トータルでの健康を重視しています。糖尿病と関連した疾患(高血圧・脂質異常症・脂肪肝)のケアはもちろん、糖尿病は「癌」との関連も強いため胃癌や大腸癌、膵臓癌、肝臓癌といった疾患の早期発見に取り組んでおります。

③管理栄養士による栄養指導
「糖尿病に合わせた食事管理を1人でできる自信がない」「具体的にどのような食事にしたらいいかわからない」などのお悩みに対して当院では管理栄養士による栄養指導を受けて頂けます(保険適応)。ICTを活用し、ご自宅・オンラインでの指導が可能です。

④患者様ごとの個性やライフスタイルに配慮した治療
「食事運動療法」と「投薬治療」の両輪で、患者様の生活をサポートし血糖の正常化を目指します。看護師・栄養士・薬剤師・医師の専門チームで糖尿病患者ひとりひとりに合わせたオーダーメイドな治療を計画いたします。

「遺伝や体質」と「生活習慣」がうまく合わずに発症した糖尿病は2型糖尿病と言い、糖尿病患者さんの9割は2型糖尿病です。
血糖値を下げるホルモンであるインスリンが効きにくくなったり、インスリンを分泌する力が弱まることで発症します。
糖尿病の診断は、血糖値やHbA1cという項目を用います。空腹時の血糖値が126mg/dl以上、食事に関係なく測定した血糖が200mg/dl以上、HbA1cが6.5%以上がが糖尿病診断の目安になります。糖尿病を放置すると、高血糖が持続することで動脈硬化が進行していきます。「糖尿病性網膜症」「糖尿病性腎症」「糖尿病性神経障害」といった合併症が有名ですが、脳卒中や心筋梗塞といった命に関わる合併症のリスクも高くなります。

糖尿病の治療は大きく食事療法・運動量・薬物療法があります。食事療法では「適切なエネルギー量」「栄養素をバランス良く摂る」「規則正しく食事を摂る」ことが重要です。全身の筋肉を使う「有酸素運動」と、筋肉に負荷をかける「レジスタンス運動」を組み合わせることで血糖が上がりにくい体質になります。血糖値が十分に下がらない方は、内服薬や注射薬を併用します。1型糖尿病の方やインスリンを分泌する力が弱っている方はインスリン注射を併用します。体質やライフスタイルは患者さんによってさまざまであり、それぞれの患者さんに合った治療法を提案させて頂きます。
詳しい情報はこちらのページ「糖尿病について」を参照下さい。

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