◊◊ 大腸カメラってどんな検査? ◊◊


先端にカメラのついた内視鏡スコープを肛門から挿入し、盲腸から直腸まで観察します。検査準備として事前に腸内の便を洗浄する下剤を服用頂く必要があります。病変が見つかった場合は細胞を採取し確定診断が可能です。また一定サイズ以下のポリープであればその日に切除いたします。

◊◊ 当院の大腸カメラの特徴 ◊◊


◇ 内視鏡学会専門医による検査 ◇

当院では日本消化器内視鏡学会専門医・日本消化器病学会専門医である院長が検査を行います。最新の知識と豊富な内視鏡経験に基づいた精度の高い検査を短時間に行い、苦痛や不快感を大幅に軽減します。検査中に発見したポリープの切除も可能です。

◇ 最新設備による精密な検査 ◇

当院ではFUJIFILM社製の最新内視鏡機器を導入しております。拡大観察や色素強調検査(BLI)機能が搭載されており、微細な病変の的確な診断が可能です。がんを疑う病変を発見した場合は質的診断、深達度診断を速やかに評価し、必要に応じて高度医療機関へ紹介いたします。

 

◇ 鎮静剤・炭酸ガスを用いた検査負担の軽減 ◇

当院では大腸カメラを楽に受けて頂くために、鎮静剤(静脈麻酔)を使用した検査も行っております。ウトウトしたリラックスした状態で楽に検査を受けて頂けます。また検査中に腸を膨らます際には、二酸化炭素ガスを使用しております。通常の空気を用いた方法に比べお腹の張りを軽減する効果があります。

 

◊◊ こんな症状の方は大腸カメラをおすすめ ◊◊


・便潜血陽性と言われた
・便に血が混じる
・下痢が治らない
・お腹が張る
・下痢と便秘を繰り返す
・便秘/便が細い
・大腸ポリープを切除したことがある

上記に一つでも当てはまる場合は当院にご相談下さい。
特に便潜血を指摘された方はお早めに検査を受けましょう。

◊◊ 大腸カメラでわかる病気 ◊◊


大腸がん
・大腸ポリープ
・潰瘍性大腸炎/クローン病
・過敏性腸症候群
・大腸憩室 など

◊◊ 検査の流れ ◊◊


STEP1 予約

クリニック直接ご来院ください。
他の医療機関から紹介頂く場合も一度当院受診をお願いいたします。
検査日予約、検査前の診察、検査説明、大腸内洗浄用の下剤をお渡しします。

STEP2 検査前日

夕食は21時までにお済ませ下さい。
検査をスムーズに行うために検査食を購入いただきます。
夕食後はお茶、水のみ接種可能です。牛乳や果肉入りのジュース等はお控えください。
就寝前にお渡しした下剤を内服します。(センノシド・マグコロール)

STEP3 検査当日の朝

朝食は食べないでください。
ご自宅で指定された時間から下剤の服用を開始します。(サルプレップ・モビプレップ)
普段のお薬は下剤を飲む前に内服してください。
糖尿病の薬や血をサラサラにする薬は中止が必要な場合があるため、事前にご相談下さい。
指定の時間に来院ください。

STEP4 来院後・検査準備

当日の車の運転はお控えください。
受付後にスタッフによる問診、バイタル測定(体温・血圧・血中酸素濃度)、便の状態確認を行います。
検査室に移動し、検査着に着替えて頂きます。

STEP5 検査

鎮静剤(ウトウトする薬)をご希望される方は点滴処置を行い、鎮静剤を投与します。
所要時間の目安は10~20分程度です。
病変が見つかった場合は細胞採取します。
一定サイズのポリープはその場で切除いたします。

STEP5 リカバリー(回復)・結果説明

検査後・リカバリー(回復)
検査で鎮静剤を用いた場合、検査後30~60分程度リカバリー(回復)スペースでお休み頂きます。
▷ 細胞の採取・ポリープ切除をした場合
→後日外来で結果説明を行います。
▷ 鎮静剤を使用した場合
→後日外来で結果説明を行います。鎮静剤の影響で説明を忘れてします可能性があります。
▷ 鎮静剤を使用しなかった場合
→検査後当日に検査を説明します。
細胞を採取、ポリープを切除した場合は後日病理結果を説明いたします。

 

 

◊◊ 検査費用について ◊◊


内容 費用(3割負担の場合)
大腸カメラ(観察のみ) 約5,000円
ポリープ切除 約15,000円
病理組織検査(追加費用) 約3,500~10,000円
薬剤費・下剤費用 約1,000~1,500円
検査食 1,200円
合計 約7,000~30,000円
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