消化器内科

腹痛外来

腹痛でお困りの方へ

腹痛は身近な症状ですが、心配はなく様子を見ていいもの、外来での投薬治療が必要なもの、入院治療が必要なもの、手術が必要なものとさまざまです。しかし、患者様ご自身で様子をみていい腹痛かどうかを判断することは困難です。受診を迷っている方や、なんとなく様子を見てしまい後で重大な病気が見つかる方も少なくありません。

腹痛の原因となる様々な疾患(臓器別)
消化器疾患

食道癌・胃癌・大腸癌・膵癌・肝臓癌・胆のうがん 等
腸炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・潰瘍性大腸炎・胆のう炎・胆嚢結石・胆管結石・膵炎 等
便秘・機能性ディスペプシア・過敏性腸症候群 等
婦人科疾患
婦人科癌・子宮外妊娠・子宮内膜症・月経困難症・卵巣捻転 等
腎泌尿器疾患
尿管結石・腎盂腎炎・尿閉 等
心血管疾患
心筋梗塞・大動脈解離・大動脈瘤 等

腹痛診療の流れ  問診・身体診察 ▷▷ 検査
腹痛診療で最も大切なことが問診・身体診察になります。
腹痛の性状・場所・強さ・経過・痛み以外の症状(下痢や嘔吐など)がないかをお伺いいたします。
次に身体診察を行い、緊急性の高い重い病気の可能性がないか判断します。
問診・身体診察で可能性のある病気を絞り、必要な検査を行っていきます。

血液検査
肝臓や膵臓、腎臓、貧血、炎症所見を調べます。貧血・炎症所見については15分程度で測定可能であるため、緊急性が高いと判断される場合は速やかに総合病院へのご紹介が可能です。

腹部超音波検査
お腹にゼリーをぬって超音波を用いて体内の臓器を観察します。
肝臓や胆嚢、膵臓、腎臓、膀胱、大動脈の観察が可能です。検査の負担が極めて少ないためしばしば第一選択となる検査です。

腹部X線検査
いわゆるレントゲン検査になります。腸閉塞や便秘の発見に役立ちます。

内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)
口や肛門から内視鏡を挿入し、消化管を観察します。食道癌や胃癌、ピロリ菌の有無、大腸癌、大腸ポリープ、特殊な腸炎などの発見に役立つ検査です。当院では鎮静剤を使用し、眠っている間に検査を行います。
詳細はこちら→胃カメラ大腸カメラ

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