専門チームによる「続けられる」血糖値改善と合併症予防
「健康診断で『血糖値が高め』と言われた」 「今の治療を続けていても、なかなか数値(HbA1c)が下がらない」 「食事制限が辛くて、通院をやめてしまった」そのようなお悩みをお持ちの方は、大阪市平野区の「やまおか内科クリニック」にご相談ください。 糖尿病は「自覚症状が少ない」ため放置されがちですが、静かに進行し、将来的に失明や透析、心筋梗塞などの重大な合併症を引き起こす病気です。
当院では、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師が連携した「チーム医療」を行っています。 「ダメ」と禁止するだけの指導ではなく、患者様のライフスタイルに合わせ、無理なく続けられる「オーダーメイドの治療」をご提案いたします。
「もしかして糖尿病?」 心当たりがあれば、早めの受診を
当てはまったら要注意!受診の目安(チェックリスト)
糖尿病の初期は、自覚症状がほとんどありません。しかし、体は小さなサインを出しています。以下の項目に1つでも当てはまる場合は、放置せずに一度当院にご相談ください。早期発見が、将来の健康を守る鍵となります。
- 以前より喉が渇き、水をたくさん飲むようになった
- トイレの回数(尿の量)が増えた
- 食べているのに体重が減ってきた
- 体がだるい、疲れがとれない
- 手足がしびれる、感覚が鈍い気がする
- 健康診断で「血糖値が高い」「尿糖が出ている」と指摘された
- 家族(両親や兄弟)に糖尿病の人がいる

糖尿病の診断基準
当院では、日本糖尿病学会のガイドラインに基づき、主に「血糖値」と「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」という2つの数値を組み合わせて診断を行います。
✅血糖値: 採血した「その瞬間」の血液中の糖分量。
✅HbA1c: 過去1〜2ヶ月の血糖値の「平均点」。ごまかしが効かない重要な指標です。
当院は、当日10分程度でHbA1cの結果がわかる迅速検査に対応しています。その日のうちに診断と治療方針の決定が可能です。
※上記の基準を超えた場合、別の日にもう一度検査を行い、両方の結果を合わせて最終的に「糖尿病」と診断します。ただし、明らかな高血糖症状がある場合などは1回の検査で診断されることもあります。

当院の糖尿病診療の強み
①当日10分で結果がわかる「迅速検査(HbA1c・血糖値)」
糖尿病のコントロール指標である「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」と「血糖値」を、院内の迅速検査機器により約10分で測定可能です。 その日の数値を見て、その場でお薬の調整や生活指導ができるため、スピーディーで無駄のない治療が可能です。 また、自宅で針を刺さないで24時間の血糖変動がわかる「フリースタイルリブレ」の導入も行っています。
②糖尿病以外の不調もトータルケア(癌・生活習慣病)
糖尿病の方は、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病の合併のみならず、さらには「がん」のリスクも高いことが分かっています。 当院の院長は消化器内視鏡専門医でもあるため、糖尿病の治療と並行して、胃カメラ・大腸カメラ・超音波検査によるがんの早期発見や、動脈硬化のチェックも可能です。 「血糖値だけ」を見るのではなく、あなたの全身の健康を守ります。
③管理栄養士による「続けられる」栄養指導
「何をどれくらい食べていいのか分からない」「厳しく制限されるのが怖い」という方もご安心ください。 当院の管理栄養士が、患者様の食の好みや生活リズムを伺い、「これならできそう」と思える現実的なプランを一緒に考えます。 スマホを使ったオンライン栄養指導を導入しています。
④あなたに合わせた「オーダーメイド治療」
糖尿病治療の基本は食事・運動療法ですが、それだけでは改善が難しい場合もあります。 当院では最新の知見に基づき、患者様の体質(インスリンの出やすさや効きやすさ)に合わせたお薬を選択します。
◎体重減少効果も期待できる「GLP-1受容体作動薬」
◎尿から糖を出す「SGLT2阻害薬」
◎必要な方への「インスリン注射」
など、豊富な選択肢の中から最適な治療法をご提案します。

糖尿病について
どうして血糖値は上がるの?「鍵」と「扉」の関係
食事から摂った栄養は「ブドウ糖」となり、血液に乗って全身に運ばれます。本来、このブドウ糖は、すい臓から出る「インスリン」というホルモンの働きによって、筋肉や臓器の細胞に取り込まれ、エネルギーとして使われます。しかし、以下のような原因でインスリンがうまく働かないと、ブドウ糖が細胞の中に入れず、血液中に溢れてしまいます。これが「血糖値が上がる」状態です。
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インスリン分泌低下: すい臓が弱り、インスリンの出る量が減っている。
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インスリン抵抗性: 肥満や運動不足で、インスリンの効きが悪くなっている。
例えるなら、「インスリン=血糖値を取り込む細胞の扉を開ける鍵」です。鍵が壊れたり足りなくなったりして、エネルギーという荷物が玄関(血管)に溢れかえっている状態。これが続くと血管が傷つき、様々な合併症の原因となります。

なぜ治療が必要?
糖尿病の初期にはほとんど症状がありませんが、放置すると血管が傷つき、以下のような合併症を引き起こします。
◎糖尿病網膜症: 成人の失明原因の上位です。
◎糖尿病腎症: 悪化すると人工透析が必要になります。
◎糖尿病神経障害: 足のしびれや壊疽(えそ)の原因になります。
◎脳卒中・心筋梗塞: 動脈硬化が進み、命に関わるリスクが高まります。
当院では、これらの合併症を未然に防ぎ、「糖尿病のない人と変わらない健康寿命」を目指してサポートします。

糖尿病の治療

食事療法 ~「禁止」ではなく、「工夫」で楽しむ食事へ ~
糖尿病治療の土台となるのが食事療法です。しかし、「厳しいカロリー制限」や「好きなものが食べられない」というイメージをお持ちではないでしょうか? 一方的に食事を制限するのではなく、「食べる順番」や「食材の組み合わせ」を工夫することで、ストレスなく血糖値をコントロールする方法を一緒に考えます。当院ではご希望の患者様には、管理栄養士が、患者様一人ひとりのライフスタイルや食の好みに合わせた「続けられる食事指導」を行います。外食やコンビニ食が多い方もご安心ください。無理なく一生続けられる食習慣を身につけましょう。

運動療法 ~ 無理なく続く「運動」で、インスリンが効く体へ ~
運動は、薬に頼らず血糖値を下げるための強力な味方です。体を動かすことでインスリンの効き目を良くし、ブドウ糖を効率的に消費できる体質へと変化させます。 効果的なのは、ウォーキングや水泳などの「有酸素運動」と、スクワットなどの「レジスタンス運動(筋力トレーニング)」の組み合わせです。有酸素運動で糖や脂肪を燃やし、レジスタンス運動で筋肉量を増やして基礎代謝を上げることで、高い相乗効果が生まれます。 特別なジムに通う必要はありません。「通勤で少し早歩きをする」「テレビを見ながらスクワット」など、日常生活の中で無理なく続けられる運動をご提案します。まずは安全に開始できるか確認しましょう。

薬物療法
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内服薬(飲み薬): 糖尿病の飲み薬は、作用の仕組みによって多くの種類に分かれます。インスリンの分泌を促す「DPP-4阻害薬」や、尿から糖を排泄し心臓や腎臓を守る「SGLT2阻害薬」、肝臓での糖の生成を抑える基本薬「ビグアナイド薬」などが代表的です。単に血糖値を下げるだけでなく、患者様の年齢、肥満度、合併症の有無などを総合的に判断し、一人ひとりの体質に合った最適な薬を処方します。
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GLP-1受容体作動薬: 「痩せるホルモン」とも呼ばれるGLP-1を補う、画期的な治療薬です。血糖値が高い時だけインスリン分泌を促すため低血糖のリスクが少なく、食欲抑制作用による体重減少効果も期待できます。肥満がある方や、心臓・腎臓を保護したい方に特に推奨されます。現在は毎日の注射だけでなく、週1回の注射や飲み薬(リベルサス)も登場しており、患者様の負担が大きく軽減されています。
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インスリン注射: インスリン療法の最大の目的は、不足したインスリンを補うことで疲弊した膵臓を休ませ、機能の回復を図ることです。早期に導入して膵臓を守ることで、将来的に飲み薬へ戻せる可能性も高まります。「一度始めたら一生」とは限りません。髪の毛ほどの極細針で痛みはほとんどなく、合併症を防ぐためにも、必要な時期に適切な量を補うことが重要です。注射の方法に関しても看護師が丁寧に指導させていただきます。
受診の流れ・ご予約について
「少し数値が高いだけだから」と放置せず、まずはお気軽にご相談ください。 JR平野駅から徒歩9分、提携駐車場もございます。
混雑状況にもよりますが、受診~お会計まで30~45分程かかります。注射指導が必要な場合はさらに30分程度お時間を頂戴いたします。
受診・予約の取得
直接のご来院も可能ですが、Webまたはお電話で「外来」をご予約をおすすめしています。事前にWeb問診をご記載いただくと診察がスムーズになります。紹介状や健診結果(採血データ)やお薬手帳をお持ちの方は、ご持参いただくとスムーズです。
受付・問診
可能であれば朝食は摂らずに受診ください。
現在の症状や生活習慣についてお伺いします。血圧や身長、体重を記録いたします。
検査
必要に応じて尿検査、採血(HbA1c・血糖値)を行います。直近に検査を受けられている場合は実施しない場合もあります。
診察・指導
診察・検査結果に応じて今後の方針を患者さんと相談します。新たにGLP-1注射やインスリンを開始する場合は看護師が丁寧に指導させていただきます。栄養指導をご希望の場合は予約を取得いたします。
次回予約
糖尿病治療には血糖値や尿検査など、定期的な検査が重要です。待ち時間を短縮するため次回の予約を取得させていただきます。※スケジュールがわからない方は後日の変更も可能です。
次回受診
ご予約いただいた日時にお越しください。
よくあるご質問
いいえ、2型糖尿病であれば、数値が改善すれば飲み薬に戻したり、やめたりできることもあります。
はい、可能ですがご予約の方を優先しております。 予約なしでも診療いたしますが、待ち時間を少なくするためにWeb予約またはお電話でのご予約をおすすめしています。 土曜日の午前中も診療しておりますので、平日はお仕事で忙しい方もご来院ください。
はい、自覚症状がなくても血管へのダメージは進んでいます。早めの受診で薬を使わずに改善できる可能性も高まります。
検査内容やインスリン注射の有無により異なりますが、3割負担の方なら約2000円〜6000円程度が目安です。
はい、もちろんです。 糖尿病は、高血圧や脂質異常症(コレステロール)も発症しやすい病気です。当院は「生活習慣病」をトータルで診療しておりますので、まとめて診察・処方が可能です。複数の病院に通う必要はありません。