「今年もインフルエンザが流行するのか心配…」
「かかってしまうと仕事を休まなければならず、家族への感染も不安…」
インフルエンザは、普通の風邪と違って38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が急激に現れるのが特徴です。とくに、ご高齢の方や基礎疾患をお持ちの方が感染すると、気管支炎や肺炎などを併発し重症化するリスクがあるため注意が必要です。
やまおか内科クリニックでは、総合内科専門医の知見に基づき、平野区・東住吉区・生野区の皆様の健やかな冬を守るための「インフルエンザワクチン接種」を行っています。大阪市ではご高齢の方に向けた定期接種(費用補助)の制度も設けられておりますので、本格的な流行シーズンを迎える前のワクチン接種をぜひご検討ください。
1. インフルエンザとは?(毎年の予防が大切です)
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することで起こる病気です。ウイルスは毎年少しずつ性質を変化させながら流行を繰り返すため、過去にかかったことがあったり、昨シーズンにワクチンを打っていても、改めてその年の流行予測に合わせた免疫をつける必要があります。
◆ 重症化を防ぐことが最大の目的です
インフルエンザワクチンは、感染を完全に防ぐことはできませんが、発症する可能性を低減させ、万が一発症した場合でも重い症状になるのを防ぐ(重症化予防)効果が認められています。特にご高齢の方にとっては、肺炎などの命に関わる合併症を防ぐために非常に重要な役割を果たします。
◆ 流行前の接種が効果的です
ワクチンの効果は、接種してから約2週間後に現れ始め、約5ヶ月間持続するとされています。インフルエンザは例年12月から翌年3月にかけて流行のピークを迎えるため、10月から11月中旬頃までに接種を完了しておくのが最も効果的です。
2. インフルエンザワクチン(一般と高齢者の違い)
インフルエンザワクチンは、年齢や対象条件によって「費用の負担(公費補助の有無)」や「接種の主な目的」が変わってきます。
| 区分 | 一般の方(13歳〜64歳) | 高齢者(65歳以上など・定期接種対象) |
|---|---|---|
| 接種回数 | 原則 1回 | 1回のみ(公費対象) |
| 主な目的 | 発症予防・家庭や職場での感染拡大防止 | 重症化(肺炎や入院など)の予防 |
| 費用扱い | 全額自己負担(任意接種) | 大阪市の公費補助あり(一部自己負担) |
3. 接種実施期間・おすすめのスケジュール
インフルエンザワクチンは、対象となる制度によって実施期間が定められています。ワクチンの効果がしっかりと発揮されるよう、流行シーズン前の適切なタイミングでの接種をご検討ください。
🗓️ 大阪市・高齢者定期接種(公費補助)の実施期間:
毎年 10月1日 から 翌年 1月31日 まで
※大阪市の規定により、この期間外に接種された場合は全額自己負担となりますのでご注意ください。
🗓️ 一般の方(自費接種)の実施期間:
毎年 10月頃 から (※当院のワクチン在庫がなくなり次第終了)
💡 ワクチン接種のベストタイミングは?
インフルエンザは例年12月から翌年3月にかけて流行のピークを迎えます。ワクチンを接種してから免疫がつくまでに「約2週間」かかり、その後「約5ヶ月間」効果が持続します。
そのため、本格的な流行が始まる前の「10月中旬から11月下旬(遅くとも12月中旬まで)」に接種を完了させておくのが最も効果的です。
4. 大阪市・高齢者定期接種(費用補助)のご案内
大阪市では、対象となる市民の方に向けてインフルエンザワクチンの定期接種を実施しています。対象期間内に限り、公費負担(補助)を利用して一部の自己負担額のみで接種を受けていただけます。
🎯 定期接種の対象者:
大阪市民で、接種当日に次の(1)または(2)に該当する方
(1)65歳以上の方
(2)60歳以上65歳未満で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障がいがあり、身体障がい者手帳1級相当の方
🗓 実施期間:
毎年 10月1日 から 翌年 1月31日 まで
※ワクチンの効果を引き出すため、流行前の12月中旬までの接種をおすすめします。
💰 定期接種時の自己負担額(窓口でお支払いいただく金額):
- 1,500円 / 回 (期間中に1回のみ)
【自己負担額が免除(無料)になる方】
定期接種の対象者で、以下に該当する方は、接種当日に窓口で証明書類をご提示(またはご提出)いただくことで、費用が免除(全額公費負担・無料)となります。
- 生活保護を受給されている方:
当日に「保護決定通知書」または「生活保護適用証明書」などをご提示ください。 - 市民税非課税世帯の方(世帯員全員が非課税):
当日に「介護保険料決定通知書(第1〜第4段階に限る)」や「非課税証明書」などをご提示ください。 - 災害等により居住地での接種が困難な方:
事前に保健福祉センター等で手続きした確認書類をご提出ください。
👉 制度の詳細や必要書類は 大阪市公式ホームページ をご確認ください。
5. 定期接種の対象外となる方(自費接種)の料金について
上記の定期接種対象に該当しない方(13歳〜64歳の一般の方など)や、実施期間外に接種を希望される場合は、全額自己負担(任意接種)となります。
| ワクチンの種類 | 自費接種 料金(税込) |
|---|---|
| インフルエンザワクチン | 3,000円 / 回(令和7年度) |
よくあるご質問(FAQ)
Q.
ワクチンはいつ頃接種するのが一番良いですか?
A.
インフルエンザは例年12月〜翌年3月頃に流行のピークを迎えます。ワクチンを接種してから効果が現れるまでに約2週間かかり、その後約5ヶ月間効果が持続するため、本格的な流行が始まる前の「10月〜11月中」の接種をおすすめしています。
Q.
公費の補助(定期接種)を受けるために、事前に役所での申請は必要ですか?
A.
原則として事前の申請は不要です。大阪市民であることが確認できる書類(マイナンバーカード、健康保険証、運転免許証など)を当院の窓口でご提示いただければ、その場で補助の適用が可能です。(※ただし、生活保護や非課税世帯などで「全額免除」をご希望される方は、それぞれを証明する書類のご持参が必須となります)
Q.
他のワクチン(新型コロナワクチンや肺炎球菌ワクチンなど)と同時に接種できますか?
A.
はい、医師が特に問題ないと判断した場合は、インフルエンザワクチンと他のワクチンとの同時接種が可能です。ご希望の方は、診察時またはご予約時にお気軽にご相談ください。
大切な健康を守るため、早めの予防対策を
インフルエンザは誰もが感染するリスクがある身近な感染症ですが、ワクチンによって発症や重症化の多くを防ぐことができます。「自分は体力があるから大丈夫」と油断せず、本格的な流行シーズンに入る前に、ご自身はもちろん、周りの大切なご家族を守るためにも早めの対策を心がけましょう。ご不安な点やご質問があれば、普段の診察時にいつでも医師へご相談ください。
⚠️ インフルエンザワクチンはご予約不要です
接種をご希望の方は、直接ご来院いただいて問題ありません。受付時にインフルエンザワクチン接種希望とお伝えください。
(※ワクチンの在庫がなくなり次第、受付を終了させていただく場合がございますので、お早めの接種をおすすめいたします。)

この記事の監修・執筆医師
やまおか内科クリニック 院長 山岡 祥
【保有資格・専門医】
・日本内科学会認定 総合内科専門医
・日本消化器病学会認定 消化器病専門医
・日本消化器内視鏡学会認定 消化器内視鏡専門医
大阪大学医学部卒業後、基幹病院での幅広い臨床経験を経て、大阪市にて「やまおか内科クリニック」を開院。地域のかかりつけ医として、専門的な消化器内視鏡検査から生活習慣病の包括的な管理まで、患者様に寄り添った医療を提供しています。